夜行バスの歴史は意外と古く、1960年代から国鉄などが列車の補完として走らせていた。
当時は高速道路網も現在ほど充実していないし、また車両もごく普通の昼間に走る観光バスと同じようなものだった。
格安夜行バスの中にも、比較的長時間運行する路線ではビデオ映画が放映される。
ただし発車後すぐ消灯するような路線ではビデオは使われない場合が多い。
車内にはビデオ・テレビの音声は流れないので、音声を聞く場合にはマルチステレオ用の「ヘッドホン」を利用する。
格安夜行バス会社の監督強化のために、国土交通省の担当者は「特に零細業者への監査をどうすれば良いのかという問題意識は持っている」と話す。
昨年2月には、新規事業者の参入ラッシュに対応するため、設立許可後、半年をめどに監査に入ることや5年程度監査を受けていない事業者には優先的に入るよう方針を転換。
02年7月に108人だった全国の監査人員は、今年1月の増員で166人に増えた。
それでも、貸し切りバス事業者に監査に入る平均頻度は、5・3年に1回だけだ。
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